酛場 – 醸造メーカーの皆さまへ
<酛場とは>
酛場とは、酒母(もと)を育てる、蔵の中の小さな部屋
お酒そのものを造る場所ではありません。仕込みの前に、良い菌をゆっくり育てておく場所です。そこで育った酛が、やがて大きな仕込みに回っていきます。
私たちがご一緒したいのは、あなたの事業における「酛」を一緒に考えること。
コンサルのように答えを出す仕事でも、制作会社の代わりに手を動かす仕事でもありません。発酵デパートメントの売り場と、そこに集うお客さまの声を聞きながら、御社の商品やサービスの「もと」を一緒に育てていく関係です。
<こんな人たちのためのサービスです>
・発酵デパートメントと継続的にサービスや商品の改善を考える機会をもちたい
・良いものを造っている実感はあるが、価値の伝え方がまだ定まらない
・新しい商品を考えたいが、社内だけで話していてもアイデアが着地しない
・自社の商品が誰に、どのように受け取られているのかを知りたい
・いつか海外にも商品を届けたいが、どこから手をつければいいのか分からない
<サービス概要>
動向を知る→考える→実際の売り場で試す→動向を知る…の循環
棚がいちばんの答えを持っています。
発酵デパートメントは、日本各地・世界各地の発酵ファンが集う売り場です。
何が、誰に、どう売れているのか、その動向を、隔週の対話にお持ちします。
売り場の事実。売れ行き、手に取られ方、一緒に買われるもの、接客での反応。
数字と、現場の実感の両方を見ながら、あなたの商品のよりよい売り方を考える、あるいは新たな方向性をいっしょに見出す。
新たな挑戦をしたら、その結果をまたデータと動向を見ながら検証する。そうやってしかるべきお客様に届き、時代のニーズに即した商品の「もと」が発酵していくプロセスを一緒に見ていきます。
海外進出のテストにもなります
東京店のお客様の、およそ四割が海外の方です。台湾、デンマーク、韓国、アメリカ、スペイン、フランス……。輸出を考える前に、実地のテストができます。
より大きな流通へ。店頭での実績が、大手食品小売でのお取り扱いにつながった例も。
展示会の名刺交換でも、机上の市場調査でもありません。。実際にお金を払って買っていくお客様が、毎日、答えを出してくださっています。その動向をお伝えしながら、商品のありかた、メッセージの伝え方の方向性をいっしょに考えます。
具体的なご一緒のしかた
隔週で話す▶︎ 月2回・各60分(基本オンライン)うち一回は小倉ヒラクが同席
商品のこと、伝え方のこと、蔵のこれからのことを話します。
随時、相談▶︎ メール・チャットでご随時に。都度のお見積りや発注手続きは要りません
(2営業日以内にお返事します)。
蔵へお伺い▶︎ 六ヶ月サイクルに一回、現場に伺います。
(遠方の場合は出張費を別途相談させていただく可能性あり)
季節の報告▶︎ 月次の動向報告とは別に、小倉ヒラクより三ヶ月に一度所感と未来への可能性のレポートをお届けします。
<そして、商品が生まれたら>
取り組みのなかで、もしご一緒に作れそうな商品が見えてきたときは、発酵デパートメントの別注商品として、共同開発を優先的に検討します。また、これまで扱ってない商品のなかで、売り場で試すべき方向性が生まれたら、発酵デパートメントでの取扱を検討します。
そうして生まれた/見出された商品は、下北沢・山梨の店頭でのお取り扱いさせていただき、売り場でのお客様の反応を、また隔週の対話にお持ちします。
確実にお約束できることではありませんが、ヒットした商品はより大きなサプライチェーン(高級スーパーや百貨店など)の取扱につながることも多数。
蔵で育てた「もと」が、商品になり、店に並び、お客様の声として、また蔵に還る。その循環をつくることが、酛場のいちばんの願いです。
酛場に含まれないこと
線引きをはっきりさせておくことが、長くご一緒するために大切だと考えています。次のものは、酛場の基本契約には含みません。必要な際は、その都度あらためてお見積りいたします。
・ デザイン・撮影・執筆などの制作物の受託
・ 商品開発の実作業、イベント・研修の実施
・ 小倉ヒラク監修としての記名(商品やサービスを一緒に考えた時に相談しましょう)
なお、店頭でのお取り扱いは、商品の背景や文脈を見たうえで判断させていただいています。
契約によってお約束するものではないことを、あらかじめご了承ください。
<プランと金額>
ご契約について
スタンダードコース(自社商品やサービスを改善したい人向け)
月額 250,000 円
隔週の対話・いつでも相談・訪問 年2回・季節のご報告・売り場データの共有。
年間一括(12ヶ月)2,700,000 円(10%引)
最低契約期間▶︎ 6ヶ月
以降は自動更新とし、解約は1ヶ月前にお知らせいただければいつでも承ります。
産地組合・自治体さまとのお取り組みは、年度を通したプロジェクト契約として別途ご相談させてください。
発酵は、会議でアタマをどれだけ動かしてもどうにかなるものではありません。菌が働く環境を整えて、温度を見て、時を待つ。商いも、同じだと思っています。答えを決めつけるのではなく、しかるべき時間をかけて、売り場とお客様の声を聞きながらあなたらしい答えを見つける。そのプロセスをご一緒しませんか?
小倉ヒラク&発酵デパートメント
