【ローカル発酵食品MAP・静岡】潮かつお 〜大漁を願う海の幸を吊るす〜

大漁を願う海の幸を吊るす

西伊豆の険しい峠をいくつも越えると、古くからの鰹節の生産地である田子の浦港にたどり着く。ここに伝わるのが、日本における魚の加工技術の元型である潮かつおだ。カツオの内臓を取り除き、塩漬けにした後に屋内で陰干しにする。北海道標津の「山漬け」に似た製法だ。スープのダシ兼具材として使われたほか、大漁のシンボルとして神事で捧げられたという。平安時代に編纂された延喜式にも掲載されている、日本の食文化のルーツを伝える発酵食品だ。

どう作って食べるか

❶カツオの内臓を取ってよく洗い、3週間ほど塩漬けにする。
❷カツオの塩を洗い、3週間〜1ヶ月ほど陰干ししてできあがり。

▶食べられている地域
西伊豆一帯

▶微生物の種類
乳酸菌類やその他細菌類

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