【ローカル発酵食品MAP・佐賀】松浦漬け 〜捕鯨一族の執念が生んだ港の珍味〜

捕鯨一族の執念が生んだ港の珍味

クジラの上顎部分の油抜きしてスカスカになった軟骨を酒粕漬けにした前代未聞の ローカル漬け物。キクラゲのような、プリプリ・コリコリの食感に酒粕の発酵フレーバー が染み込んで味わい深い。松浦漬けを考案した山下家は捕鯨一族の名主。江戸〜 明治に獲れていた20 〜30m 級の巨大なシロナガスクジラの上顎の部分だけでも 数十キロあったらしく、油を取った後の使いみちのない軟骨をなんとかしたい!と考案 された。かつて隆盛を誇った鯨漁文化の名残りがこの松浦漬けなんだね。

どう作って食べるか

❶クジラの上顎の軟骨を油抜き処理して刻む。
❷糖分・香辛料などで調味した酒粕に❶を漬け込む。
❸数ヶ月以上発酵・熟成させて完成。
★詳しい醸造法は門外不出のため不明

▶食べられている地域
佐賀県唐津一帯

▶微生物の種類
麹菌、酵母類

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