花の香り漂う、お茶漬けの必需品。京都大原名物<辻生しば漬>

京都の大原地域で800年継承されたリアルしば漬。
赤紫蘇とナスと少量の塩だけでじっくり熟成させたら、なんと花のような香りがする…!

今までしば漬けだと思っていたものは一体何だったのか…と思うこと必至。お茶漬けはもちろんご飯にそのままかけて、さらにはこれだけで日本酒を飲むことすら可能。
もうこのしば漬けなしの生活には戻れない…!

内容量:130g
原材料名:赤紫蘇、ナス、塩
製造元:辻しば漬け

読んで学ぼう!しば漬のバックストーリー

京都の発酵といえば漬け物。千枚漬けやすぐきも心惹かれますが、京漬けものといえばしば漬け。スーパーで普通に売っている比較的メジャーなものではあるけれど、実は京都のローカリティに根ざした土着な発酵食品なんですね。

大原ならではの漬け物

しば漬けの起源をたどると、京都市内を北部に登っていった大原地区で伝統的につくられている、赤紫蘇の葉と大原で取れる夏野菜のナス(きゅうりや茗荷を加えることも)と少量の塩で作られる乳酸発酵食品であるとことがわかります。

スーパーで全国流通しているしば漬けは、このシンプルなオリジナルしば漬けに追加で調味料や食材を追加したアレンジレシピで、実は僕はここ大原ではじめて「オリジナルしば漬け」を体験したのですね。

オリジナルしば漬けのポイントをあげるとだな。

・塩分が少なく、主に乳酸発酵によって防腐機能を持たしている
・熟成期間が長い(半年〜一年ほど)
・風通しが良い大原の気候を活かした発酵食品

この結果、比較的味がアッサリして上品、かつ赤紫蘇のピンク色が鮮やかな京らしい雅な漬け物ができあがるんですね。特筆すべきはその香り。フレッシュでフローラルな匂いが赤紫蘇から立ち上ってくる。激しく食欲をそそりつつエレガントなのが京都らしいですなあ。僕のこれまで食べていたしば漬けは何だったのか…

 

お茶漬けや香の物に

辻しば漬け本舗は家族経営のローカルメーカー。
地元でとれた赤紫蘇とナスのみでつくるオリジナルしば漬けの品の良さは感動ものです。しば漬けのオリジンは、平安時代後期、つまり800年以上平家の末裔や皇族との関係を持つ由緒正しいもの。中世には大原の山を下って京都市内にしば漬け売りが行商に出かけていたそうです。

量販店で売っているものより酸味が強く香り高いリアルしば漬け、香の物にはもちろん、お茶漬けが素晴らしい。

身体が弱って何も喉を通らない状態の時に、しば漬けのお茶漬けをサラサラとかきこむ。するとあら不思議、疲れがみるみる癒やされていくではないか。大原のしば漬けは、こうやって長年京都の人たちを元気づけてきたのですね。これから大原には足を向けて寝られない…!

京都市内の人混みや暑さに疲れたら、バスに乗って大原にエクスカーションに出るのはいかがでしょうか。市内とは別世界の、涼しくて見晴らしのよい景色が待っています。 赤紫蘇が風に揺れる大原の旅。めちゃ気持ちよかったなあ…

オススメレシピ

↑の動画の通り、ご飯に緑茶や番茶を注ぎ、しば漬をのせるお茶漬けをまずはお試しあれ。

刻んでポテトサラダに混ぜたり、マヨネーズと混ぜてタルタルソース状にするなど、インパクトある酸味をプラスしたい時にぴったり!

↓↓酸味香る発酵茶、碁石茶もご一緒にどうぞ↓↓

乳酸発酵の酸味と旨味が詰まりすぎて困惑する<碁石茶>

レシピ by 山口祐加

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