焼くさやスティック

焼くさやスティック

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臭さの向こうの美味パラダイス!

珍味好き、離島好きには定番のくさや。伊豆諸島新島の片隅で200年以上醸され続けている「くさや液」というギャラクシー漬け汁にアジなどの青魚を漬けて発酵させ、その後天日で干した発酵干し魚です。このくさや、ハードコアな臭いの発酵ブツとしてもよく知られています。

「どれどれ、どれほど臭いのかな?」

とクンクン臭いを嗅ぐと、想像の3倍くらい斜め上のハードコア醸され臭が鼻腔を刺激し悶絶すること間違いなし。しかしそのファーストインパクトを乗り越えて口のなかでくさやを噛みしめると、ジュワッと濃厚な美味が滲み出てきます。

本場新島に行くと、くさやは外でバーベキューにして食べます。
焼く時にものすごい異臭が発生するからで、キッチンで網焼きにするのは自殺行為。このちぎりくさやはすでに焼いてあるので、環境に配慮しまくり仕様。ぜひその特異な臭いと味をご堪能ください。

原材料名:青むろあじ(国産)、くさや汁、塩
内容量:1本
賞味期限:商品パッケージに記載
保存方法:10℃以下で冷蔵保存
製造者:菊孫商店(東京都新島村本村3-1-2

※冷蔵庫に保存するとより美味しく召し上がれます。
※クール便にてお送りします


くさやはいかにして臭い珍味になったのか?

東京の南、伊豆諸島の新島には激烈に臭い珍味として有名な「くさや」の文化が根付いています。島ではバーベキューでくさやを焼く(屋内で焼くと大惨事になるので)のですが、近所の子供たちやネコたちが「オレにも喰わせろ」と寄ってきます。島外ではかなり食べられる人を選ぶはずのくさや、なぜ新島ではこんなにも市民権を得ているのでしょうか?

数百年続くくさや液

くさやとはそもそも何なのかというとだな。

ムロアジやトビウオなどの青魚の内臓を抜いておろし、くさや液と呼ばれるディープパープル色のギャラクシーに発酵する漬け汁に浸し、その後野外で干して仕上げる魚の発酵干物。

で。くさやが生まれたのは江戸時代中期頃。塩の租税地だった新島は、せっかく自前で作った塩を幕府に取り上げられてしまい、魚の塩蔵を作る時に塩の使い回しをするようになったとか。その結果、使い回し漬け汁がアヤしい発酵を始め、現代科学でも解析できない多種多様な菌によって複雑に醸されたくさやが誕生してしまったというわけです。

新島水産加工業協同組合を尋ねると、少なく見積もって200年以上継ぎ足されてきたくさや液で満たされたタンクを見ることができます。マンホールを持ち上げてタンクに顔を突っ込んでみると!トイレと銀杏と化粧落とさないで寝落ちしたヤツの翌日の顔面の臭いが入り混じったようなハードコアな香りに全面包囲されてタンクに墜落しそうになるよ…。

なぜ新島民はくさやが好き?

前述した通り、新島民は老若男女くさやが大好き。一体なぜ?とくさやの伝統を継承する菊孫商店の旦那さんに質問してみらば。

「くさやは一朝一夕で臭くなったわけではない。何十年何百年かけてじわじわ臭くなっていくので、私たちもじわじわ慣れていった」という味わい深い答えが。沖縄民におけるゴーヤのように、代々みんな小さい頃から習慣付けすれば、一見するとエクストリームな風味であっても「その土地の当たりまえ」になってしまう。

えーと。僕は何を言いたいか。味覚には地域性があるということなんですね。あまねく全ての人が同じようなものを美味しいと思うわけではなく、北には北の、南には南の、その土地ならではの美味しさというものがあり、くさやをはじめとして、発酵文化は「正解のないローカルな面白さ」を体現しているわけなんですね。

新島に行ったらぜひ!美しい浜辺でくさやバーベキューにトライしてみてください。口に運ぶまでは不安でも、いざ口の中に入れてみるとかぐわしい島の旨みを堪能できますよ。

せめてちょっと雰囲気を味わいたい!という方にも、既に棒状に焼いてあってスティックタイプなので食べやすくなっているので、オススメです。


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