2024年10月より、発酵デパートメントのレストラン・カフェスペースが、「発酵とせいろ蒸し 七福菌」としてリニューアル。7つの発酵食が食べられる「発酵七福定食」が看板メニューの発酵食とせいろ蒸しの食堂になりました。
「7つのめでたい菌を食べよう」のメッセージをもとに、店名やコンセプト、メニューを新たにして、みなさまに色んな発酵に出会うワクワク、食べておいしいハッピー!をお届けします。
【店舗概要】
店名:発酵とせいろ蒸し 七福菌
営業時間:11:30-16:30 (L.O.)
※ランチメニューの提供時間は11:30-14:30 (L.O.)
定休日:火曜
Instagram:https://www.instagram.com/7fukukin_hakko/
住所:〒155-0033 東京都世田谷区代田2丁目36−15
※場所やスペースは以前と変わりません。
7つの発酵でハッピー!? 発酵とせいろ蒸しが軸のヘルシーランチ
発酵食とせいろ蒸しを主軸に構成し、メインのおかず、4種の発酵調味料、小鉢、お味噌汁と合計7種類の発酵食が食べられる。
看板メニューである「発酵七福定食」は7つの発酵を集め、食文化の多様性に触れながら、多様な菌や食材をとれる定食です。
味覚の多様性も、おなかの中の多様性も高まりハッピーに。
お客様のもとへ、健やかな幸せを呼び込みます。
今後は、併設の発酵専門店「発酵デパートメント」のフェアやイベントと連動してメニューが定期的に変わる予定。未知の発酵食品に出会えるほか、シンプルな味わいのせいろ蒸しと合わせることで、発酵調味料のポテンシャルを存分に味わえます。
腸内の「菌の多様性」に着目。多様な発酵を食べるとめでたい?
個性豊かな発酵菌たちは、それぞれに作用しあう。まるで八百万の神のように。
近年「腸活」がトレンドになるなど、健康な体づくり、免疫力アップのために食事に発酵食を取り入れる方が増えました。
腸内環境を整えるには、発酵食品や菌のエサとなる食品をとることに加えて、腸内の「菌の多様性」も重要なカギとなります。発酵菌を含んだ発酵食品を少しずつ色んな種類食べることが、「菌の多様性」ある腸内へ導く第一歩。
楽しみながらそれを叶えられるのが「発酵七福定食」であり、店名の「 七福菌」にこめられたメッセージなのです。
今後は、個性豊かな発酵菌の中からピックアップした菌を「7つのめでたい菌」として、みなさまにわかりやすくお伝えしてまいります。店名「七福菌」の由来や構想については、今後、オーナー・小倉ヒラクより発表するステートメントにて明らかにいたします。
食文化の多様性にふれる。
発酵で解毒したフグの卵巣、ブリが挟まったかぶのお漬物!?
七福菌を体現する看板メニュー「発酵七福定食」の第一弾は、「金沢・発酵七福定食」。
石川県・金沢で開催中の「発酵文化芸術祭」と連動し、石川県の発酵を7つ集めています。下北沢にいながらランチタイムに旅気分を味わえ、地域の食文化や発酵の特徴を味覚から学べます。
フグの毒を発酵の力で解毒したふぐのこ、ブリの塩漬けをかぶにはさんだお漬物など、なかなか口にすることのない発酵食品も。
「どうしてそうなった?」と驚くようなものも、背景にあるストーリーを知れば、さらに発酵の魅力の奥深さを感じられます。
❶鶏肉の白糀漬け……… ヤマト醤油味噌の白糀で漬け込んだ鶏肉をせいろ蒸しに
❷かぶらずし…………… かぶらにブリの塩漬けを挟み麹に漬け込んだ、北陸のごちそう
❸金城漬け……………… 老舗、四十萬屋本舗のお漬物。加賀麹味噌と加賀菊酒の酒粕使用
❹ふぐのこ……………… 毒のあるふぐの卵巣を塩漬け→糠漬けにして解毒した珍味
❺糀ディップソース…… 能登の谷川醸造の人気アイテム。お野菜やお肉につけて
❻いしり………………… イカのワタを魚醤にした、エキゾチックな石川県のソウル調味料
❼めった汁……………… レンコンやサツマイモなどを味噌で煮込んだ、石川県の郷土食
※入荷状況により、内容が変更となる場合がございます。
今後は、「七福菌」のInstagramアカウントで各メニューの解説、レシピをご紹介する予定です。
金沢の醸造蔵「ヤマト醤油味噌」協力。
白味噌風調味料の「白糀」をメインに。
今回メニュー開発に協力いただいたのは、金沢の醸造蔵「ヤマト醤油味噌」。メニュー開発担当が現地を見学して石川・金沢のこと、商品や蔵のことをうかがい、アイデアをふくらませて「鶏肉の白糀漬け」や「めった汁」を定食に落とし込みました。
メインの白糀漬けは「ヤマト醤油味噌」の公式レシピをベースに開発。お客さまが自宅でも再現しやすいメニュー
「発酵七福定食」は季節や発酵デパートメントの企画と連動して、定期的に内容が変わります。
みなさまに楽しみにしていただけるよう、スタッフ一同、誠心誠意ご用意いたしますので、ぜひご来店ください!