採用情報〈2024/2/27 更新〉

未来の発酵デパートメントの中心を担う人、来たれ!

2020年のコロナ禍のなか始まった発酵デパートメント。無人の下北沢で悪戦苦闘しながら、ようやく成長軌道に乗ってきました。
2023年からは下北沢のお店以外にも事業を展開して会社の規模も大きくなっています。

下北沢のお店をフラッグシップにするために、お店のチームづくりをしていきたいと思っています。この求人は、これから成長していく発酵デパートメントの中心を担ってくれる方への呼びかけです。

まずは店舗の現場仕事を学ぶところからスタートして、店舗業務にとどまらない、商品や催事の企画やWEB主体のプロジェクトや広報・マーケティングへの参画など、あなたの適性と相談しながら長い目線で強みを発揮できるキャリアを一緒につくっていきたいと思っています。

 <2024/2/27>アルバイト募集についてはこちらもご覧ください

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◆正社員フルタイム店舗スタッフの募集
※現在は主に週末アルバイトスタッフを募集中です

発酵デパートメントの下北沢店舗で働く人を募集します。
飲食・物販両方の業務を担当します。売場作り、調理補助、フロア業務と店舗運営のための業務に幅広く関わる求人です。
基本的には正社員登用を前提とした求人なので、腰を据えてキャリアを考えたい方、発酵に関わるキャリアをつくっていきたいはぜひ応募お待ちしております。

【業務内容】
・売場づくり(納品や棚づくり等)、レジ業務
・キッチン業務(調理補助、食材の発注管理、ドリンク作り等)
・フロアー / 接客業務

【基本条件】
・正社員登用時、給料は月額23〜32万円〜(ボーナス別途)
・週5フルタイム、土日入れる方
・飲食か物販どちらかの経験がある方歓迎
・スマレジ操作ができる人歓迎

【条件補足】
☆基本的には時給制(1,120円〜)から研修スタート
☆三ヶ月後に社員登用あり(試用期間後、能力に応じて社員登用を相談)
☆研修プログラムあり
☆イベントや商品の企画のチャンスあり

【求められる力】
・積極的にコミュニケーションを取っていく力
・整理整頓、筋道立てて物事を考える力
・自分の強み弱みを把握する力
・複数のタスクに取り組める力

【未来のキャリア例】
A:店長
B:店舗・催事ディレクター
C:MD・商品企画


↑全国各地の醸造家と発酵ラバーが集うコミュニティです↑

【こんな感じで働きます】
☆自分で考えて働きます
大手食品店、チェーン系の飲食店とは違って仕事が完璧に平準化されていません。ある程度のマニュアルはありますが、自分の裁量で動く場面が多い職場です。

☆複数の業務を担当します
飲食だけ、小売だけ、ではなく店舗に関わる複数の事業を担当します。日々のルーティンを基本として、売り場づくりや商品の仕入れ提案、催事の企画など自分で提案していく仕事も担当します。

☆発酵沼にとことんまでハマれます
日々全国(場合によっては海外から)から発酵食品の見本が届いたり、醸造家自身がお店に遊びにきてくれたりします。お店でも発酵食品の仕込みワークショップなどを開催して、お客さんにも発酵強者がたくさん。あなたの発酵愛をこれでもか!と深めることができます。

【向いてる人 or 向いてない人】

向いてない>決まった仕事をこなしたい人
きちんと仕事の範囲が定められた中で仕事をこなしていきたい人には、部門越境のイレギュラーなタスクが出てくるのでストレスになると思います。

向いてない>一つの職能を極めたい人
例えば料理家として、デザイナーとしての職能を極めるスペシャリストとしての「足し算のキャリア」はオーナーシェフのいるレストランやデザイン事務所で働くほうがベター。料理やクリエイティブにも関わりますが、それ以外にも小売やECの仕組み作りや商品やイベントの企画、ロジスティクスや経営数値の管理など、様々な要素を学びながら自分の強みをつくる「掛け算のキャリア」であれば発酵デパートメントはぴったりの場所です。

向いてる>人に良い影響を与えていきたい人
自分の好きなことを発信して、人や社会を動かしていきたいと思う人にはぴったりな職場です。発酵を通して、自分自身そして関わる人の人生に良い変化を起こしていくことを楽しめる人の応募を待っています。裏を返せば「好き」が自分で完結しがちな人はルーティンの仕事以外が提案できず、未来のキャリアが発展していきません。

向いてる>自分自身についての言語化が得意な人
お客さんや同僚、醸造家やクリエイターなど、発酵デパートメントは多種多様な人が行き交うコミュニティです。その中で自分の得意なこと、苦手なこと、好きなこと、嫌いなことを積極的に言語化して人に伝えていくことで、自分の力を活かせるポジションで活躍できます。逆に言えば、自分のコントロールができない人、自身のことを伝えるのが苦手な人は孤立してしまいます。

【今後のキャリアについて】
発酵デパートメントは下北沢の店舗オープンからスタートした事業ですが、今はECサイト運営や自社商品の開発、展覧会や催事の企画運営、映像や音声、書籍などのコンテンツ開発など様々な事業を手掛ける「メディア商社」としての歩みを進めています。そんな中で店舗はダイレクトに商品を触り、醸造家やお客さんと直接コミュニケーションを取ることのできる事業の基本です。下北沢の現場で力をつけて、さらに店舗にとどまらないスペシャルな仕事をつくっていければと思います。オーナーの僕自身、まさかこんなにも事業が発展していくと思わず、これからさらに未知の展開がたくさん待っているのが確実。未知の未来を一緒に楽しんでくれる人と出会えたら嬉しいです。


↑発酵ラバーで賑わう、下北沢の新名所となっています↑

◆パートタイム店舗スタッフの募集

発酵デパートメントの下北沢店舗で働く人を募集します。
飲食・物販両方の業務を担当します。売場作り、調理補助、フロア業務に関わります。ご近所に住んでいる、醸造や食品、農学専攻の学生で無理なく働きたい人向けの求人です。

【業務内容】
・売場づくり(納品や棚づくり等)、レジ業務
・キッチン業務(調理補助、食材の発注管理、ドリンク作り等)
・フロアー / 接客業務

【基本条件】
・時給1,120円スタート、1〜3ヶ月の研修後に時給UP
・週2日以上、土日入れる人優遇
・飲食か物販どちらかの経験がある人歓迎
・スマレジ操作ができる人歓迎

【条件補足】
☆半年単位で社員登用相談可能(試用期間後、能力に応じて社員登用を相談)
☆東京の外へ出ての研修プログラムあり
イベントや商品の企画のチャンスあり

【求められる力】
・積極的にコミュニケーションを取っていく力
・整理整頓、筋道立てて物事を考える力
・自分の強み弱みを把握する力


↑東京を離れて、各地域で展示や催事を行うことも↑

◆イベント企画・ディレクターの募集
※募集終了

全国の醸造メーカーや自治体の皆さまから持ち込まれる様々なイベント企画を運営していくスペシャリストを募集します。これまで社内でイベント企画をしていたのですが、数も規模もかなりなものになってきたので、専門職の募集となります。

仕事内容:
A:醸造蔵や料理家との自主イベントの企画運営
B:企業・自治体との店内/施設内のタイアップイベントの企画運営
C:外部でのPOP UPイベントや展示会、モデルツアーの企画運営

上記のうち2つ以上できる方優遇

応募条件:
*イベント内容だけでなく収支計算までできること
*企画、進行管理、キャスティング、当日の運営含めてPDCAを回せること
*採用後、店舗での実務研修を一定期間受けること

勤務形態:
*週3〜の稼働を想定
*イベント制作会社や代理店などでの企画制作のある方が向いてます
*リモートワーク、出社頻度など勤務形態は業務内容によって応相談
*社員雇用 / 業務委託など契約形態もこれまでの実績等を考慮し設定

◆採用プロセス

1:エントリーフォームへの記入
2:書類選考(履歴書・職務経歴書)
3:一次面接
4:二次面接

※ポジション等に応じて、追加の面接を設ける可能性もあります

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<コラム>期待値のズレを防ぐためのメモ

最後にお互いが納得して働くためのいくつかのトピックスを記しておきます。
求人項目に載せにくいポイントの補足として読んでいただければと思います。

【日々ジェットコースターのようです】
コロナ禍に始まり、実質きちんと営業できるようになったのはここ1年ほどなので、まだまだ立ち上げ期。日々状況が変わる事態が起こります。オープン当初は小売店としてスタートしましたが、3年たってEC/メディア事業や展覧会や催事の開催など、メディアと専門商社を合体させたような業態に展開してきています。徐々に仕組みが整ってきてはいますが、これから数年間は未知の展開がたくさん待っていると思います。なので「安心」を最優先で働きたい人はもっと歴史が長く規模の大きい会社に行ったほうが納得できると思います。

【欲しいものは自分で作っていく意識】
僕たちのような小さな会社では、働くスタッフに必要なもの「全て」を用意することはできません。制度やルール、学ぶ機会など必要なものは経営者と一緒に「自分たちでつくる」意識が必要になってきます。入社後に「なんでこんなものも用意されてないんだ」と憤りのないようにきちんと記しておきます。「これが欲しい」というものは、待っていても与えられるかどうかはわからない。自分で作っていくスタンスが必要になります。
(もちろん法律としてルール決めされている制度や条件は遵守した上での話です)

【あなたの思うよりも、裁量は大きい、けれど…】
これまで入社した人の多くが口にすることですが、発酵デパートメントは現場の一人ひとりの裁量が(あなたの思うよりも)大きい。それは代表の「やってみなはれ」的な性格に起因します(たぶん)。裁量が大きいというと、自分のやってみたい事がどんどん実現できる、という良いイメージがありそうですが、実際は自分で決めることの怖さとの戦いです。自分の意志でプロジェクトや商品をつくっていくことは、ちょっと離れたところから見ると楽しそう、ですが自分でやるとなると逃げ出したくなるくらいのプレッシャーがかかります。「色々やってみたい」「自分でしかできない仕事をしてみたい」とまだ自分の土俵を持てていない若い社会人ビギナーが願う「仕事の自由」は、いざ直面すると自分との戦いです。もちろんそれを乗り越えられるよう先輩スタッフもサポートするし、責任は会社が取ります。が、「自由に敗れて折れる」というケースも往々にして起こり得ることを知っておいてください。挑戦は楽しい、しかし苦しいのだ…!

【不器用な人の応募が多いです】
小売主体の小さな事業なので、大企業やIT、コンサル業のような高待遇を保証できません。なので発酵デパートメントに応募するモチベーションは「発酵に興味あります!」あるいは「自分らしさを発揮できる仕事をしたい」の2つに大別されます。それはとっても嬉しいことです。なんですが、発酵大好き!というオタク気質は概して不器用(ちなみに代表の僕もそうです)。そして後者の自分らしさを大事にしたい人もわりと不器用な人が多いです。たぶんこの気質の人のなかでコミュニケーション強者は大手メーカーやITやコンサル業界に行くのでしょう。いっぽう僕たちもまだ組織としてはピヨピヨのヒヨコで未熟で不器用なわけなので、一方的にコミュニケーション強者を募るのもお門違い。実際入社してみると、コミュニケーション能力が人によって凸凹で、しばしばぶつかり合いが起こったりします。そこで不器用な人でも「仕事の納得感」「人間らしいコミュニケーション」を実現できるよう、月一度の研修をはじめ、日々の業務のなかでの風通しの良いコミュニケーションをできるような取り組みをしています。なお不器用さんがコミュニケーションを開いていけるポイントは以下↓

【理解したい気持ちが仕事も人も動かす】
スキルや経歴では規定できないけれど、発酵デパートメントで働くうえでもっとも大事なものは「理解したい気持ち」なのではないかと思うようになりました。この「理解したい気持ち」は、複数のレイヤーに及んでいきます。何千年も続く発酵文化を理解したい、お店に集まるお客さんを理解したい、一緒にはたらくチームのみんなを理解したい、そしてその根底には、自分自身のことを理解したい。理解したい気持ちが、知識の深みを、仕事の深みを、そして人生の深みをつくります。自分自身を理解することで役割が生まれ、チームメイトを理解することでリーダーシップが生まれ、お客さんや社会を理解することで企画や商品が生まれていきます。何かを理解したいという気持ちが、説得力のある行動と思考の源泉となり、それが人や社会をうごかす表現につながる。こういう考えに共感する人とぜひ一緒に働きたいと思います。なお、この「理解したい気持ち」の価値を、麹菌モデルとして社内の人事評価用に使っています。こんなヤツ↓

 

【オタクとヤンキー】
発酵にめちゃ詳しいオタク気質の人だけ集まっても、事業はうまく回らない。発酵自体だけでなく「小売の仕組み回すのに興味あります!」「目標達成するのが快感です!」みたいに、ヤンキー気質の人が俯瞰して状況を見れたりするので、ぜひ「自分ヤンキー気質あるかも…」という人にも応募してほしい(ここで僕が言っておかないと誰も来てくれなさそう)。ちなみに代表の僕(小倉ヒラク)は筋金入りのオタクであることを強調しておきます…!

このページの文責:小倉ヒラク(発酵デパートメントオーナー)

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