山口祐加さん著、「どう転んでもおいしくなる かんたん発酵自炊レシピ33」は自炊が楽しくなるゲームブック

投稿者 :HakkoStaff on

3月末に発酵ZINE「どう転んでもおいしくなる かんたん発酵自炊レシピ33」がついに予約スタート!
発酵ビギナーからマニアまで、自炊力レベル0から料理大好き人間までを魅了するこの1冊、誕生のきっかけは緊急事態宣言のさなかにはじまった「発酵サブスク」でした。レシピの考案者である、ゆかちゃん先生こと自炊料理家の山口祐加さんに、企画スタートから今までを振り返りながら、ZINEの見どころを教えていただきました。

みんなのキッチンへ発酵をお届けした「発酵サブスク」


▲ 2020年9月号の発酵自炊チャンネルの様子。アーカイブはYoutubeでご覧いただけます!
https://www.youtube.com/watch?v=rINZp17sdYE

2020年春にオープンした、発酵デパートメント。「世界の発酵あつまれ!」の号令のもと、多くの人を発酵沼へ招き入れるべく誕生したお店ではありましたが、感染予防の観点から、店頭で皆さんとお話ししたり、味噌づくりなどのイベントが開催できない。予想だにしなかったピンチに動揺が広がる中で、「いや、こんな時だからこそ、自宅で発酵を楽しんでもらいたい」との想いで生まれたのが「発酵サブスク」でした。毎月、調味料と自炊レシピを一緒にお届けし、料理動画をライブ配信!2021年3月にフィナーレをむかえ、丸々1年でお届けした調味料&レシピは約40種類!

ー発酵サブスクをはじめて、ちょうど1年になりました。完走してみていかがですか?

はじまった当初から、今もですけど、こんな楽しい仕事でいいの?って。発酵食品については初心者だったので、毎回未知の発酵との出合いで興奮しっぱなし。本当に楽しかったです。普段つくるレシピは、読者の皆さんがスーパーで購入しているスタンダードな調味料をベースに考案しているので、新鮮でしたし面白いチャレンジでもありました。

ーそれはうれしいです!印象的だった発酵食はどれでしょう?

桶底のちから、すんき、一休寺納豆……、誰にでもオススメできるものもあれば、個性の強いクセモノもいて。一つに決められないです!

>>前編でもオススメを紹介しています

ーいろんな調味料と出会う中での発見はありましたか?

以前のヒラクさんとの対談でもお話ししていますが、やっぱり発酵調味料って美味しいんだなというのは、ありありと感じました。発酵デパートメントで扱っている調味料って、味見したときに奥深い香りや旨みに驚かされるんです。

サブスクで扱う調味料を決めるときも、味見して迷いながら楽しんで選べましたね。普段使いできて、使い切りやすいアイテムをピックアップしつつ、味噌や醤油の幅広さや、バックストーリーの面白さを知って欲しくて、ニッチなものも入れたりもしていました。

ー発酵調味料は個性が強いものも多いので、レシピ開発も試行錯誤されたのではないでしょうか?

これが意外と1回、多くても2回くらいなんです。もちろん、工夫が必要だったものもありますが。基本的に自分の頭のにある引き出しと食材をうまく組み合わせて構成していくイメージです。

試行錯誤ではないですが、調味料のポテンシャルを知ってもらうために裏ワザ的なレシピを作るのは、かなり意識しました。せっかくだから一捻りして、キムチの素でキムチを作らないとか。これこそが、本企画で呼ばれた私の存在意義であるとも思っています。

ー本領発揮ですね。調味料の生産者さんも想像していなかったであろうレシピも多いです。黒づくりで作る「いかすみソーメンチャンプルー」や「キムチの素で作る!ぶっかけそうめん」は、まさに。しかも意外性だけじゃなくて、簡単で何回作っても美味しい。リピート必至ですよ。

どのレシピも指定の調味料を使えば、誰が作っても同じ味に仕上がるのもポイントです。発酵デパートメントの調味料を入手しておけば、おきまりの味がいつでも再現できるという。初心者にこそ、こうした調味料をうまく利用して欲しいですね。

ー私、実は自炊レベルが低いのですが、これならできる!って思いました。

そう言っていただけると嬉しいです!皆さん、料理が下手、自炊が苦手って、おっしゃるのですが、けっこう根深くて。いくつかパターンがあるんですよ。突き詰めると原因が別のところにあって、実は料理上手!なんてこともあります。それぞれの問題と向き合って自炊のハードルを下げていくのは、私がこれまでも、これからもやっていきたいところなんです。「自炊ってこんなに楽しい遊びなんだよ」って知ってもらいたい。

ーあぁ、一人暮らしだと自炊するときに、自分でハードルを上げがちだったり、食材は使いきれないからあきらめちゃうことも多くて、楽しさを脇に置いてしまいがちです。

今回のZINEは、そういう方にも伴走できるのではないでしょうか。手前味噌ですが、良いゲームブックのひとつに仕上がっていると思います。


▲ゆかちゃん先生のあらゆる自炊の悩みに応える2冊。左から、週3日を自炊で乗り切るための「週3レシピ」、自炊のコツと簡単に作れる50のレシピを詰め込んだ「ちょっとのコツでけっこう幸せになる自炊生活 」。

ーご自身の目標である「自炊人口を増やすこと」の地つづきになっているんですね。

実用的な調味料だけにしぼって料理するのも、発酵自炊レシピのように調味料をあれこれ使ってみるのも、最後はそこに集約されていきます。自炊って義務じゃないですし、やりたい人がやればいいんです。でも、必要なものだと思っています。そこを見据えて、料理の楽しさや喜びを皆さんに広げていきたいですね。

ーこれからもご活躍楽しみにしています!ありがとうございました。

>>前編はこちら!








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